診療内容

診療科長（部長）山本 修

診療科の紹介およびごあいさつ

　当科では大まかに、冠動脈疾患、弁膜症、大動脈疾患、末梢血管疾患、心臓腫瘍、不整脈、ほか一部の成人先天性心疾患を扱っています。

　外科的な手術で治療を行う場合とカテーテルあるいはその両者を複合して行う場合があります。同じ疾患、病状でも年齢や併存疾患、体格、ご家族を含めた患者さまの背景を考慮して、最適なアプローチ、治療法を選択することが重要と考え、日々診療に当たっています。何より大切なことは治療後に元の生活や仕事に復帰して頂くことと考えています。

　疾患によってはすぐに命や重症な病態に直結する緊急の疾患もあり、患者さまもご家族も大変な状態ですが、可能な限り24時間対応しております。また日頃から関連疾患やその治療につき疑問がある場合などお気軽にご相談ください、またセカンドオピニオンも受け付けております。

　手術は患者さまにとっては怖い、死ぬかもしれない、というのが正直なところと案じ致します。ご家族もまた然りです。できれば手術をしなくて済めば、といのが皆様あると思います。手術の適応や方法の他､その後の将来のことも含めて､十分な説明をさせて頂きます。患者様、ご家族の不安に対してできるだけ真摯に向き合い、最善をつくすのが使命と考えています。

• 予定手術の流れ

実績

過去5年間の心臓血管外科での主な手術症例数

医療費について

　入院費用はみなさまご心配とお察し致します。心臓血管外科での入院費用は高額になることがあり、高額療養制度を利用することが可能です。70歳未満の方で、入院費の自己負担分（一部負担金）が自己負担限度額以上になった場合、高額療養費制度が適用になります。70歳以上の方の入院費につきましては、既に自己負担限度額までとなっております。

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