脳動脈瘤が破れるとくも膜下出血をおこす
頭部へ血流を送る太くて大事な血管である頚動脈は、頚部で脳内へ血流を送る内頚動脈と頭や顔の皮膚を栄養する外頚動脈に枝分かれします。
この場所では、加齢や、高血圧症、糖尿病、脂質異常症が原因で動脈硬化が進みやすく、プラークと呼ばれる血管壁の水アカのかたまりが形成され内頚動脈が細くなる(狭窄)ことがあります。このプラークが壊れたり、そのまわりに血液のかたまり(血栓)が付着したりすると、剥がれおちた粒が脳内の血管へ流れ込み、血管を詰まらせて脳梗塞をおこします。また、プラークが大きく極端に血管が細くなった場合には脳へいく血流が著しく低下し、脳梗塞をおこします


脳動脈瘤の治療法
脳動脈瘤が破裂してくも膜下出血をおこした場合は、いったん止血して命をとりとめたとしても、ほとんどの人は24時間以内に再び破裂して、2回目の出血がおこると更に危険な状態となります。そこで、いちど出血した動脈瘤は、すみやかに再破裂を予防するための治療が必要になります。いわゆる脳卒中の救急医療の代表格です。
また、未破裂脳動脈瘤では、破裂を未然に防ぐための治療を行うこともあります。
このような、脳動脈瘤の破裂を防止する治療法には、開頭によるクリッピング術と血管内治療(カテーテル手術)のふたつの方法があります。


