過去5年間の画像診断件数
当院には256列、128列、64列のマルチスライスCTが計3台、静磁場強度3テスラのMRIが1台、
1.5テスラのMRIが1台、核医学に用いるSPECT装置が2台(うち1台はCTを内装)、PET/CT装置が1台あり、全身の精密な画像検査を行っています。各検査で得られた画像は終了後すぐに読影室に転送され、放射線診断専門医が画像を読影、診断します。それらの診断の結果報告書は、電子カルテを通じて主治医に返されています。
検査の目的となる臓器の病気の診断はもちろんのこと、その他の部位でも画像上の病変を発見、診断しています。
脳外科および呼吸器外科が行っている、頭部および胸部CTの共同利用においても、診断を担当しています。
2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
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CT | 25,852 | 27,039 | 26,555 | 24,574 | 25,560 |
MRI | 8,355 | 8,930 | 9,153 | 8,157 | 8,458 |
核医学 | 2,176 | 2,257 | 2,197 | 1,650 | 1,840 |
(件数)
過去5年間のインターベンショナルラジオロジー(IVR)件数
IVRでは主に穿刺をすることで治療を開始し、低侵襲な加療が可能です。放射線科では、病理検査のためのCTガイド下生検術、消化管出血・産科出血・喀血・交通外傷・術後出血など様々な出血に対する動脈塞栓術や、膿瘍のドレナージ術などのIVRを主体に様々な検査、治療を行っています。
2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
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血管系 | 43 | 44 | 35 | 46 | 42 |
非血管系 | 93 | 87 | 104 | 90 | 100 |
合計 | 136 | 131 | 139 | 136 | 142 |
(件数)
過去5年間の放射線治療件数
放射線治療では、主にがんに対して外部照射と密封小線源治療を行なっています。外部照射では新規に導入されたリニアック2台(ノバリスTx、エレクタ・シナジー)を用い、基本的に平日毎日行います。新治療装置では従来の照射に加え、照射位置をより正確に合わせる画像誘導放射線治療や高精度放射線治療として脳、肺、肝に対する定位照射を行っています。密封小線源治療はRALSを用いての治療です。主に子宮頸癌に対して行っており、日本婦人科腫瘍学会専門医と協力して行っております。
外部照射
2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | ||
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合計人数 | 366人 | 347人 | 441人 | 328人 | 326人 | |
うち | MRI | 100人 | 96人 | 93人 | 69人 | 88人 |
体幹部定位照射 | 7人 | 4人 | 9人 | 8人 | 7人 | |
脳定位照射 | 46人 | 33人 | 45人 | 35人 | 46人 |
密封小線源治療
2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
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37件(14人) | 37件(14人) | 54件(22人) | 38件(13人) | 39件(16人) |