最終更新日:2025/11/19

教育カリキュラム

新人教育の目的

 香川県職員として、香川県立中央病院職員としての振るまいを理解し、身につけることをまず第一に目的としています。また、夜勤業務や休日勤務など、時間外業務を一人で務められるようになることを目指しています

研修日程と目標

 新卒採用者では、基礎学習期間・苦手克服期間を経て独り立ちができるような研修のスケジュールとなっています。

 ★基礎学習期間では、各モダリティを一定期間集中してローテーション研修し、日常業務や基礎的な技術の習得を目指します。

★苦手克服期間では、各自相談しながら苦手なモダリティの克服や余裕があれば応用的な技術の習得を目指します。習得具合に応じて、先輩と一緒に時間外業務に入るなど、独り立ちに向けて助走を付ける期間となります。最終的には、担当者及び所属長が独り立ちの判断をします。
 既卒採用者では、他施設とのルールの違いによる混乱が想定されるため、まずは新卒採用者と同じくローテーション研修を行います。新卒採用者と比べ、早めに時間外業務に入り独り立ちを目指しますが、希望があれば知識のすり合わせ期間を延ばすなど柔軟に対応します。
 それぞれの期間は、各自の習得状況に応じて変わるのであくまで目安です。

定期的な話し合い

 研修の進捗状況を確認するために、新人と担当者で毎月話し合いを行っています。円滑に話し合いを進めるために、新人には簡易的な報告書に事前入力をしてもらっています。この場では、研修したモダリティの感想や疑問点、要望などの聞き取りをし、できるだけ率直な話し合いを目指しています。
チェックリストの確認、スケジュールの確認なども同時に行い、新人の進捗状況によって柔軟に対応します。

チェックリスト

各モダリティにおける教育を効率的にするためにチェックリストを作成しています。各項目ごとに自分で習得できていると判断した場合にセルフチェック、各モダリティのチーフによる最終チェック、2つチェックが揃えばその項目を習得したと扱います。(図はチェックリストの一部)