最終更新日:2026/04/02

ご挨拶

香川県立中央病院は、高松市朝日町に新築移転してから12年目を迎えました。
この10年余りの間、当院は地域の基幹病院として歩んでまいりましたが、現在はさらなる医療の質向上のため、最新の医療機器への更新を順次進めております。本年度も多くの新しい装置を導入し、第三次救急医療機関として、より重症な患者さんを一人でも多く受け入れ、命を守る「高度急性期医療」の充実に全力を注いでまいります。
2022年から運用を開始したドクターヘリは、年間300件近い出動を行い、香川県全体の救急医療の「命の砦」として大きな役割を果たしています。また、大規模な災害が発生した際にも、皆様の安全をしっかり守れるよう、備蓄品の確保や津波対策など、災害拠点病院としての備えに万全を期しております。

 新型コロナウイルス感染症については、重症化する方が減少したことを受け、2026年5月以降、段階的に感染対策を緩和していく予定です。もちろん、ご高齢の方や免疫力の低い患者さんへの配慮は継続しつつ、これまで以上に「受診しやすく、かつ安心・安全な医療」を提供してまいります。

現在、医療を取り巻く環境は大きく変化していますが、私たちの使命は変わりません。当院は、難しい手術や高度な治療を担う専門病院として、地域の「かかりつけ医」の先生方と手を取り合い、患者さんの病状に合わせた最適な医療をスムーズに提供できる体制を整えてまいります。

私たち職員一人ひとりが、患者さんの不安に寄り添い、多職種のプロフェッショナルがチームとなって最善を尽くします。

県民の皆様に信頼され、心から愛される病院を目指し、職員一同、これからも進化し続けます。今後とも、皆様の温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和8年4月1日
香川県立中央病院 院長 髙口浩一