認定看護師 摂食・嚥下障害看護認定看護師 秋山 優
経口摂取が難しくなった患者さん・ご家族へ口から食べることの支援を行います。


- 看護師歴:9年
- 現在の部署:脳卒中センター(脳神経外科病棟)
- 研究業績:摂食・嚥下障害看護
平成23年、肺炎の死因順位が脳血管疾患を抜き第3位になりました。内訳をみると、誤嚥による肺炎が大半を占めています。「口から食べる」ということは人間の根元的な欲求の一つです。しかし、脳神経疾患をはじめ、様々な疾患の発症、加齢により機能が障害され、チューブからの栄養摂取を余儀なくされることもあります。このような患者さんに対し、リハビリスタッフ、その他多職種と協働し、誤嚥性肺炎をはじめ、低栄養・脱水などの合併症の予防をしながら、嚥下機能の評価を行い、どこにどのような問題があるのかを明らかにして、各患者さんに合わせた訓練プログラムの作成と目標設定を行い、安全な食事摂取を援助していきます。また、患者さんはじめ、ご家族のご希望に少しでも近づけるよう努力していきます。
今後の目標
疾患や治療、加齢により口から食べることが困難になった患者さんの口から食べる幸せ、QOL向上を支えていくため、他職種、スタッフと協働しながら、嚥下リハビリテーション、退院指導を行っていきます。