認定看護師 慢性心不全看護認定看護師 大田 真由美

慢性心不全患者やそのご家族を対象に、療養生活や退院に向けた支援をします。

大田 真由美 写真
  • 看護師歴:12年
  • 現在の部署:循環器センター

心不全は高齢者に罹患率が高く、超高齢化社会である日本では、今後さらに心不全患者が増加すると考えられています。さらに高齢患者の増加は、治療の困難さやケアの負担を増大させ、心不全医療の新たな問題となっています。心不全増悪予防のためには、日々進歩する心不全治療のみならず、患者の自立支援や生活調整を行う必要があります。
当院は患者の生活環境を十分に考慮し、より、その人らしく生活を送るための支援に取り組んでいます。2013年度より、心不全患者のみならず、高血圧、冠動脈疾患などの心不全を招きやすい患者に対して、QOL向上と予後の改善を目指し、看護面談を開始しました。また、専門性を高めるために教育支援にも取り組み、スタッフ全員で患者やご家族を支援する体制を整えています。

今後の目標

病気を抱えながら生活しなければならない患者やご家族の苦悩を理解し、制限がある生活の中でも楽しみが持てる生活を一緒に考え、QOL向上と予後改善につなげることです。