現在の部署

救命救急センター病棟

認定・専門看護師を目指したきっかけ

脳外科病棟を経て救命病棟に配属され、病棟に特化した病態管理ができるようになったことに喜びを感じる一方で、患者さんやその家族に一番近い存在でありながら、十分なかかわりが持てず悩むことが増えてきました。そんな矢先、上司の勧めもあり、大学院でクリティカルケア看護学を学ぶことで職場に還元したいと思ったのがきっかけです。

各分野の役割

緊急度や重症度の高い患者さんに対して集中的な看護を提供し、患者さん本人とその家族の支援、医療スタッフ間の調整などをおこない、最善の医療が提供できるように支援することです。

現在の活動

自部署では、スタッフとともに入室される患者さんの重症化予防や全人的苦痛の緩和を図り、早期回復できるよう、また、その人らしい最期が迎えられるようにケアを提供しています。その中で、患者さんの自律性の低下や医療高度化などにより起こる倫理的問題に対して、患者さんの最善の利益に基づいた意思決定に努めています。また、院内で研究支援をおこなっています。

これからの目標や抱負について

クリティカルケア看護をおこなう中で、多職種からなる医療チームが効果的に機能するよう調整しながら、常に患者のために真のニーズを追求し続けられる専門看護師になれるよう努めます。そのために、日々患者さんやご家族、組織の現状と向き合っていきたいと思います。