最終更新日:2022/03/15

香川県立中央病院での卒後臨床研修について

初期研修医生活が残り約半年となって感じる当院の良さ

歯科研修医 佐藤 愛さん

我がふるさと香川県での研修医生活がスタートしてから早や半年が経過しました。このメッセージを読まれている学生さんは今、研修先を模索していることと思います。思えば私自身も大学入学時から卒後臨床研修をどこで受けるかずっと考えておりました。

大学5年次に臨床実習が始まり、様々な科をローテートしていく中で私が最も興味を持ったのが口腔外科でした。口腔外科医としてステップアップしていくために歯科医師としての1年目、つまり研修医としての1年間は自分にとって非常に大切であると考え、様々な研修施設の説明会に参加し、気になった施設には見学に行きました。30近くの研修施設をみていく中で、香川県立中央病院は最も私を鍛えてくれる施設であると感じ、見学に行きました。見学をしてその思いは確信に変わり、研修先に志願致しました。

外科処置や手術、病棟管理、急患対応など当院での研修プログラムで学ぶことのできる分野は多岐に渡り、臨床の最前線に立つ先生方からの熱い指導のもと大変充実した研修医生活を送っています。手技に関しては使用する器具の選択や持ち方から徹底してご指導いただき、日々の診療や手術に対して抱いた疑問はどんなに小さいことでも一緒に解決してくださいます。この半年間で先生方に教えていただいた知識や技術は計り知れませんが、なにより医療従事者としてあるべき姿を教えていただきました。

また、当院は医科の研修医施設でもあり、同期には医科初期研修医が10人います。病棟管理を始めた頃、自分の医科知識の少なさに絶望したのですが、そんな時気軽に聞くことのできる同期の存在は非常に大きいと感じました。医療従事者としての大先輩である歯科衛生士さんや病棟看護師さんなどの存在も非常に大きく、患者さんとの接し方やコメディカルスタッフとのコミュニケーションの取り方など、本当にたくさんのことを教えていただきました。

研修医としての1年間はみなさんの口腔外科医人生を大きく左右することと思います。ここには書ききれない当院での研修の魅力をお伝えしたいので、是非一度見学にいらしてください。お待ちしております。