初期臨床研修医

院長あいさつ

臨床研修病院としての特徴

院長 河内 正光

院長 河内 正光

当院は昭和20年に香川県の中核病院として開設され、一般医療のほか、高度・先進的医療を提供するとともに、救命救急センターや臨床研修指定病院、災害拠点病院、地域がん診療拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院など、地域の医療水準の向上に大きな役割を果たしています。

中でも救命救急センターは、重篤な傷病者に対する救命医療を24時間体制で提供しており、まさに県民医療における最後の砦の役割を担っています。救急医療は三次救急だけでなく、一次、二次救急も受け入れており、common disease のプライマリ・ケアから高度集中治療が必要な疾患の診療まで豊富な臨床例を経験できます。

昭和48年に臨床研修指定病院に指定されて以来、約40年間にわたり、岡山大学、香川大学、自治医科大学をはじめ、多数の臨床研修医、医学生の教育に関わってきた実績があり、新医師臨床研修医制度においてもノウハウが生かされています。基幹型臨床研修病院として協力型臨床研修病院や臨床研修協力施設と共に臨床研修に積極的に取り組んでおり、各分野に common disease から希少な疾患に至るまで多様な患者さんに対応できる人材と医療資源が整備されています。したがって、臨床診療能力、指導能力の高い医師が多数在籍しており、日常の臨床指導に加えて、多数の院内カンファレンス、講義、院外研修、BLS/ACLS研修(院外)などが行われています。

毎月開催される卒後臨床研修センター実務部会には、臨床研修医の代表者も参加して臨床研修運営の細やかな調整や管理が行われています。その結果は必要に応じて上部組織である卒後研修センター運営委員会、臨床研修管理委員会に諮られるシステムになっています。

平成22年度より必修科目変更など研修プログラムの要綱が改正され、初期研修医の段階から各科の専門医を目指して選択科目の研修期間を増やすこともできるようになりました。当院ではこれに対応して、内科系、外科系など一人一人の研修医の希望に沿って専門的コースを選択できるプログラムを設けて後期研修につなげる体制もとっています。

大学卒業後、医師免許を取得して医師として出発する研修医の皆さんにとって、この2年間はその後の医療人としての心構え、看護師や多くの医療スタッフとのチーム医療を行う上での人間形成に重要な時期であり、皆さんが生涯の目標を見つけられるよう援助をしていきます。

さらに図書室でのオンライン文献検索、電子ジャーナルの導入、研修医室、臨床研修室(シミュレーションセンター)の設置など、充実した研修ができるように整備をしてきました。

平成22年に香川県で初めて卒後臨床研修機能評価機構の認定病院となり、平成24年には4年間の認定更新を取得できました。

また、平成26年3月から新病院での診療が始まりました。新病院は10階建の免震構造、病床数531床で、県の基幹病院として急性期医療に機能特化し、高度医療や重篤患者を中心に受け入れる三次救急医療に重点化しています。新たな医療機能としては、心臓センター、脳卒中センター、無菌病室や緩和ケア病棟を持つがんセンターを設置しています。新病院の高度医療機器・医療機能としては、定位放射線治療装置で高精度な照射が可能なノバリスTx、全身のがん病巣を感度良く検出可能なPET-CT、手術室に血管造影撮影装置を統合したハイブリット手術室が整備されています。さらに、平成26年夏頃には手術支援ロボットのダ・ヴィンチが導入される予定です。

当院での研修には相当の努力と体力、精神力が求められますが、多くの仲間とともに若い情熱を燃やして2年間の研修を終える頃には高い臨床診療能力が備わっていることを約束します。

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